FOX HOUNDのロゴを現代アートっぽい画像にするよ

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みなさん、こんにちは。
私です。植田です。植田福造です。

12月に入りましたね。
寒くなってきたから、ダウンとか着て暖かい格好して出勤するために家を出るじゃないですか。

 

で、バスよ。
暖房ガンガン。めちゃめちゃ暑い。
ダウンを脱ごうにも混み合ってて脱げない。
暖房ガンガン。

こっちは冬の外を歩けるくらい着込んでるっつうの。
しかも歩いてバス停まで向かう訳だから体は結構温まってるんです。

暖房ガンガン。湿気ジメジメ。
で、ふと見ると運転手はワイシャツ1枚。
にこやか笑顔。

 

 

寒いんだったら着ろ!!服を!!
至極単純!!寒いなら着る!!暑いなら脱ぐ!!服を!!
単純なこと!!小学生でもわかる!!
服を!!!着ろ!!!!
縄文時代から多分そうしてきてる!!!
あとどうせ脱ぐなら全部脱ぐ!!!

はい、怒らない怒らない。
スマーイル、スマイルオンリー。
キャッチミーイフユーキャン。オーケー。

 

ということて、早速FOX HOUNDのロゴを現代アートにしていきます。

準備するもの

  • photoshop CC
  • dimension CC
  • FOX HOUNDロゴ画像(svgファイル)

svgというのは画像のファイル形式のひとつです。
詳細は割愛いたしますが、いくら拡大しても画質が悪くならないファイルという認識で結構です。

ロゴの立体モデルをつくるよ

さて、用意したロゴ画像から立体モデルを作成します。
3Dモデリングについては先週古屋さんが記事として書いておられましたね。

ですか、私は書きます。
ネタが被っても構わず書く、これが私のストロングスタイル。

ちな古屋さんの記事はこちら。
同僚の為に3Dモデルを作ってみた

さて、気を取り直して始めていきます。
まず、先ほどのFOX HOUNDロゴ画像photoshop で開きます。

下記の順でボタンを押します。

ツールバー > 3D > 選択したレイアーから新規3D押し出しを作成

すると3Dモードに入ります。

で、この要素を早速押し出して立体にしていきます。
他にも押し出し加工には種類が色々とあるのですが、今回は単純な押し出しの形状にします。

押し出し幅は適当に200pxにします。

押し出したこれをobjファイルに書き出します。

ツールバー > 3D > 3Dレイヤーを書き出し

するとポップアップが出るので、3Dファイル形式wavefront|OBJにしてOKを押します。
任意の場所を選ぶと保存ができます。
これでfox-logo.objファイルができます。

objファイルというのは3Dモデルデータのファイルフォーマットの1つですね。
私も詳しいことは知らないので割愛します。

作成した3Dデータを使って画像を作るよ

さて、第2工程に入ります。
photoshopと同じくAdobe製品であるDimension CCを起動します。

そもそもDimension CCとはなんなのか。

Adobe Dimension CC(旧Project Felix)は、2Dと3Dアセットのリアルな合成が簡単にできるグラフィックデザイナー向けの3Dツールです。
製品画像やパッケージ、デザイン、ブランドロゴ入りグッズなどを実際のシーンで視覚化できます。

とのことです。
リアルな合成画像を作成するツール見たいな感じですね。
脱出ゲームを作る時にも使われるとか使われないとか。

Dimension CCを開き、新規作成を押すと真っ白な方眼紙のようなマス目の画面が出てきます。

左メニュー > + > コンテンツを読み込み > 3Dモデル

先ほど作成したオブジェクトファイルを選択します。

 

じゃん。

無職、もとい無色で出てきました。
これはこれでかっこいいですけどね。
次の工程に入ります。

背景画像を入れて環境を調整するよ

背景を入れていきます。
今回はデフォルトの背景(都市)を選択します。

 

じゃん。

無事入りました。
ですが、ただ背景がついただけですね。

かなり違和感があります。
そこで下記のボタンを押します。

右メニュー > アクション > 画像から環境を設定

全部チェックが入った状態で、OKを押します。

すると…

 

じゃん。

背景画像にあった角度、照明に自動で調整してくれます。
かしこ。なにこれすごいんですけど。かしこ。

素材を当てるよ

今度はオブジェクトにマテリアル(素材)を当てていきます。
これをどのマテリアルにするかによって、色はもちろん光の反射や質感が変わります。

今回は素材をシルバーにします。
なんとなくです。金属はかっこいいからです。

左メニュー > フィルター マテリアル > シルバー

これをオブジェクトに直接ドラッグします。
はい、これでマテリアルを当てることが出来ました。
簡単ですね。

あとは位置や大きさを調整して完成です。

PNG画像に書き出すよ

1枚の画像として書き出します。

メニュー > レンダリング > 書き出し形式(PNG) > 開始

これで書き出しが始まります。
パソコンのスペックにもよりますが、そこそこ時間がかかります。
たばこでも吸いましょう。

たばこを吸っていない人はなんか適当に吸っててください。

 

 

…はい、出来ました。
png画像1枚画質(中)の書き出しで実に7分。

やってられませんね。

そんなこんなで出来た作品がこちら

 

うん、まあ。
そこまで違和感はないよね。
違和感はないよね?
現代アートっぽいよね。
現代アートっぽいよね?

 

ちなみにブログネタを探すにあたり、初めてDimension CCを触った時に作った作品がこちら。

 

タイトルは「bananaとonna」です。

まとめ

オブジェクトファイルがあればDimension CCで誰でも簡単に3D合成画像が作れるよってお話でした。
また、オブジェクトファイルはデフォルトでもたくさんありますが、Adobe Stockでもたくさん配布しています。(基本有料)
しかも今回みたいにphotoshopでオブジェクトファイルを作成することも出来るんですね。
すごい時代になったものです。

あと、小○急バス絶対許さないからな

Posted by Kouta Ueda
元・自動車設計士。 心のスキマ、お埋めします。

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