Mazeでプロトタイプテスト

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みんさんこんにちは。

最近、モーショングラフィックス作成に興味がある古屋です。

 

今回はある記事を読んでいて興味を持ったサービスを紹介しようと思います。

タイトルにもある通り

「Maze」

というサービスです。

 

Mazeとは

 

この記事を読んでいて、プロトタイプ作成などに興味があるので面白そうだなと感じました。

 

詳細は上の記事が詳しいので見ていただければと思いますが、

あえて一言で言うなれば、

「プロトタイプのUI/UXテストをクイズのように出題できるサービス」

と言えるでしょうか。

 

ものづくりでは作成者の意図がそのままユーザーの理解に繋がるとは限りません。

みなさんも一度はPCツールやスマートフォンアプリを使っていて、

こうなるはずと行った操作が思った挙動をしなかった経験があるかと思います。

 

そのような作成者とユーザーの認識の不一致を無くすためにも

プロトタイプの段階でこのようなテストを行うことは非常に意味があることだと思います。

 

今回はそんな「Maze」を使ってみたいと思います。


使ってみる

 

まずはプロトタイプのデータを読み込みます。

読み込むデータは画像ファイルの他に、

SketchファイルやPhotoshopのPSDが使用できます。(2018年5月時点)

 

プロトタイプのデータを読み込みプロジェクトを作成、選択すると以下のような

「mission」作成画面が開きます。

 

ここでユーザーに実行してもらいたい行動(mission)を設定していきましょう。

タイトルと概要を設定し、

 

Pathに実際に行って欲しい動作を記録すれば完成です。

 

設定値はそれぞれ、

タイトル・概要は

「クイズの問題文」

 

Pathは

「解答」

というイメージです。

 

今回はmissionを3つ作成してみました。

 

 

そして、実際に作成したmissionをテスターにテストしてもらいましょう。

作成したmissionはURLとしてシェアすることができます。

このURLをテストを行ってもらいたい人に共有しましょう。

 

URLにアクセスするとテストを受けることができます。

テスターは以下のように画面の指示に沿うだけなので環境設定や事前準備の必要がありません。

特別な知識がない人にもテストを受けてもらうことができますね。

 

作成者側はテストの結果を確認することができます。

 

各missionの成功率や成功した場合はどの様に成功したか、

また以下の様にクリックされた箇所のヒートマップの表示や

ミスクリック、実行タイムを確認することができます。

 

この結果をもとにユーザーにとってそのUIが分かりやすいものか、

もしミスクリックが多かったり、クリア率が低い場合には

他に良いアプローチや配置を検討することができます。

 

この様に専門知識を特に必要としないところや、

蓄積された結果を直感的に把握できるというところがこの「Maze」の魅力だなと感じました。

 

 


まとめ

 

今回は「Maze」を簡単に触ってみました。

エンジニア自身が直接プロトタイプを作成するという機会は中々無いかとは思いますが、

少しいじってみると面白いかもしれません。

 

最後に今回作成したmissionのURLを以下に記載しますので、

興味のある方は是非アクセスしてみてください。

https://maze.design/t/305215

 

 

Posted by FuruyaKensaku
映画を愛し、写真に焦がれるエンジニア。 唯一無二のアイデアマンになりたい。 よく言われることは、 「本当に日本人ですか?」と「もっと年齢いってると思っていました!」

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