ターミナル上に愛犬を呼ぶ

PCで作業が続くと疲れが溜まってきて「癒されたいな」と思うことはないですか?
そのような時、自分はよく実家で飼っていた愛犬の写真を見るのですが「ターミナル上で写真を呼び出せればもっと楽に見れるのでは?」という短絡的な考えに辿り着いたので、今回はそれを実装してみようと思います。
勿論のことながら、今回紹介する技術を用いれば犬以外の画像もターミナル上に表示させることが出来ます。
導入
実は、ターミナル上に画像を呼び出す方法はいくつかあるのですが、今回は環境によって差異が出にくいterminal-imageというNode.jsのモジュールを用いたいと思います。
まず、作業用のディレクトリを作成し、そのディレクトリに移動します。愛犬の名前が”グレース”だったので、例として今回はgraceというディレクトリを作成します。
mkdir grace && cd grace
graceフォルダの中に、ターミナル上に表示させたい画像を用意します。
言うまでもなく可愛いですね。この画像もgraceという名前にするとややこしいので、’pet_dog.jpg’という名前でgraceディレクトリの直下に起きます。
次に、同じくgraceディレクトリ直下でterminal-imageというプラグインをインストールします。
npm install terminal-image
実装
それでは実際に画像を呼び出すapp.jsというファイルを書いていきます。
と言ってもファイル内容は実に簡単で、
const terminalImage = require('terminal-image');
(async () =>{
console.log(await terminalImage.file('pet_dog.jpg'));
})();
だけで終了です。
先ほどインストールしたterminal-imageというモジュールを呼び出し、非同期で用意した画像を呼び出しているという非常にシンプルなものになります。
それでは、実際にこれで愛犬が表示できるか確認してみましょう。
graceフォルダ直下で
node app.js
とコマンドを打つと、
表示されました。
仕事で疲れた時はたまに会いたいと思います。