iOSとAndroidのシェア状況について調べてみた

情報サイトを見ていて、気になった記事があがっていました。
要約すると、「App Storeは半分以下のダウンロード数で、Google Playの2倍以上の収益を得ている」と。
個人的に衝撃でした。特にダウンロード数がそんなにも違うということに。
そもそもiOSとAndroidの利用比率はどうなっているのでしょう。
ということで今回は、iOSとAndroidのシェア状況を調べてみました。
日本の場合
日本にいる私たちからすると、iOSの方がシェアが多いように感じますよね。
実際、日本におけるシェアはどうなっているのか。
以下は、2017年6月〜2018年6月までの集計のグラフです。
Source: StatCounter Global Stats – OS Market Share
想像していた通り、日本ではiOSがAndroidの約2倍を占めています。
日本にiPhoneが入ってきたのが2008年7月。
ちょうど10年でここまでシェアを広げているのですね。
世界の場合
世界ではどうでしょうか。
同じ集計期間でのグラフと比較してみましょう。
Source: StatCounter Global Stats – OS Market Share
世界的に見ると、AndroidがiOSの約3.7倍!
調べてみるまでここまで差があるとは思っていませんでした。
なぜこのような結果になったのか
冒頭に掲載した記事ではこのように書かれています。
Androidが開発途上国で普及率が高いことと、Google Playが中国では利用できない(App Storeは提供されている)ことが指摘されています。
なるほど。そういった背景があっての結果のようです。
途上国が占める割合は多いですし、ある程度納得ですね。
ただ、ここで気になったのは中国ではAndroidのシェアの方が多いはずなのです。
にも関わらず中国ではGoogle Playが利用できない、というのはAndroidユーザーはアプリをダウンロードしていないということなのでしょうか。
また詳しく調べてみる必要がありそうですね。
まとめ
日本ではiOSが強いために、アプリ開発は「iOSをメイン」として考えがちになっていました。
私と同じようにこう思っていた方がいらっしゃるでしょうか。
iOSとAndroid両方への対応をするのはなかなか大変ですし、アプリの規模にもよると思いますが、今回のことも念頭に置きながら今後のアプリ開発に携わる必要がありますね。