Siriから「どの言語で作成されているか」を聞き出す

もうすぐiOS12がリリースされますが、その中の新機能としてSiriの自由設定可能なショートカット機能
があるようです。
iOS 12でSiriのフレーズをカスタマイズする方法:iPhone Tips
この記事を読んでいて、ふと思ったことがありまして。それは、
Siriはどのプログラミング言語で作られているのか
色々調べたのですがどこにも正式な情報を見つけることができませんでした。
そこで今回はSiri本人から聞き出してやろうと思います!なんと無謀な←
唯一の手がかり
いろいろ調べていると手がかりらしき情報が。
ハローワールド
と話しかけるとC言語の出力メソッドを返してくるらしいです。
C言語をわざわざ出してくるということは何かしらの関係はありそうですね。
Siriに質問する
MacOs High SierraのSiriに話しかけます。
まずは直球に聞いてみましょう。
何度聞いてもこの返答でした。
色々言い回しを変えてみても期待するような返答はありませんでした。
「Siriは自分のことを話したがらない」というのは分かっていたので、予想の範囲内です。
ならば遠回しに攻めていきましょう。
まず言語名をいろいろ入力してみることに。
PHP, JavaScript, Ruby, Golang, Erlang
上の言語を入力すると関連サイトを教えてくれるだけ。
ところが、Java、C++、Rustについては「何の手伝いをしましょうか」とはぐらかす。
しかも他の言語(例えばPHP)を聞いた後に聞くと関連サイトを提示してくる。なぜ一度目ははぐらかすのか…
そして疑問でならなかったのがPython
を聞いた時。
なぜかSiriが勝手に終了します。これも先ほどと同様、他の言語を聞いた後では普通の検索結果を返してきます。
Pythonについてはそんなに聞かれたくないのか。
バグなのか。一体何故なんでしょう…
次にそれぞれの言語をどう思うか聞いてみました。
すると1つだけ返答が違うものが。
「C言語どう思う」
と聞くと必ずこの答えが返ってきます。
この「我思う、故に我あり。…」は他の質問の時にもどうやらあるらしいのですが、一体何をトリガーとしたのでしょうか…
このあとも色々と各言語のコードを入力してみたり、片っ端から質問してみましたがこれ以上の収穫はありませんでした。
結果
言うまでもなく、私の惨敗でございます←
時々意味深なプロフィールを返してきたりするそうですが、Siriの情報は護りの硬さを改めて実感しました。
手がかりとして得られたのは
C言語、Pythonに対してだけ他とリアクションが違う
ということでしょうか。
しかしこれも単に偶然で何の関係もないことなのかもしれません。
大した結果が得られず悔しいばかりです。。。
今後も個人的にSiriへの問いかけは続けてみます。
もし何か面白い発見があった時はtechにてご紹介します笑
おまけ
数年前の記事ですが、オープンソース版Siriと称したサービスSiriusを他の企業が作っていたそうです。
このGitHubを見た所、JavaとC++を使っているようですが、これはSiri本家の言語と関係あったりしない…ですよね。
最後に「Apple好き」を連呼した後に、「Google好き」と言ってみた時のSiri。
こういう時は自分の考えを言うんですね…

